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Decomposition⇄Reconstruction

原子配列を模したガラス玉のオブジェを作成した。ガラス玉で構成される立方体は、xyz軸方向のどこから見ても違いに重ならず、空間を所々占有するように配置されている。これにより、ガラス玉は空間の中で輪郭を持たない不完全な状態を醸し出している。鑑賞者は、ガラス玉に写った風景から全体を想起し、次に元の風景に視線を写す。この行為が連続することで、鑑賞者は意識の中で空間を分解(Decomposition)⇄再構成(Reconstruction)を経験することになる。万物が、同じユニットから構成されることを感じさせることを目的とした。

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